メーカー/機種名 |
フェルナンデス RST-50 #31107 1983年製 |
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スペック |
色 |
BK(ブラック) |
材/塗装 |
BODY=アルダー3P
NECK=メイプル
FRETBOARD=ローズ(ラウンド貼り)
FINISH=ポリウレタン |
ピックアップ |
F/C/R=L-5000 |
改造/交換 |
トラスロッド調整ネジ交換 |
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当時の定価 |
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コメント |
このギター、RST-50です。その筋では「バカ鳴りギター」として有名です。実際、よく鳴ります。この価格帯でこの鳴りを出しているものは、現在では皆無と言っていいでしょう。トラスロッドの交換をしましたが、これは譲り受けたときにはすでに+字のロッドがバカになっており、ロッドが廻らない状態だったためです。フェルナンデスの+字のロッドは現在は生産されていないため、六角のものに交換されております。
RST-50をべた褒めする方もおられますが、私としては不満もあります。まず、これは誰もが言うのですが、ピックアップにパワーがない。次にトレモロ部のザグリが狭くアームダウンの可変幅が少ない。それとネックが細いことです。
ピックアップは、当時のRST-80に付いていたL-5001は最高でしょう。昔、GRECOのSE-380に付けていたこともあり、その音質は記憶しております。現在入手するにはなかなか困難なものですので、あきらめましょう。かと言って、他のピックアップに載せ換えるほどの愛着も湧かなかったので、結局何も手を加えていません。それゆえトレモロ部のザグリもそのままです。
2002年1月、そんなこんなでギターの初心者に売却しました。初心者にとっては充分のスペックですし、いい生鳴りを体感することは後々になって役立つものですので、そういう意味ではよかったのでしょうね。 |
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