Fernandes RST-50




メーカー/機種名
フェルナンデス RST-50 #31107 1983年製
スペック
BK(ブラック)
材/塗装 BODY=アルダー3P
NECK=メイプル
FRETBOARD=ローズ(ラウンド貼り)
FINISH=ポリウレタン
ピックアップ F/C/R=L-5000
改造/交換 トラスロッド調整ネジ交換
当時の定価
50,000円 2001年3月頃中古購入
コメント
 このギター、RST-50です。その筋では「バカ鳴りギター」として有名です。実際、よく鳴ります。この価格帯でこの鳴りを出しているものは、現在では皆無と言っていいでしょう。トラスロッドの交換をしましたが、これは譲り受けたときにはすでに+字のロッドがバカになっており、ロッドが廻らない状態だったためです。フェルナンデスの+字のロッドは現在は生産されていないため、六角のものに交換されております。
 RST-50をべた褒めする方もおられますが、私としては不満もあります。まず、これは誰もが言うのですが、ピックアップにパワーがない。次にトレモロ部のザグリが狭くアームダウンの可変幅が少ない。それとネックが細いことです。
 ピックアップは、当時のRST-80に付いていたL-5001は最高でしょう。昔、GRECOのSE-380に付けていたこともあり、その音質は記憶しております。現在入手するにはなかなか困難なものですので、あきらめましょう。かと言って、他のピックアップに載せ換えるほどの愛着も湧かなかったので、結局何も手を加えていません。それゆえトレモロ部のザグリもそのままです。

 2002年1月、そんなこんなでギターの初心者に売却しました。初心者にとっては充分のスペックですし、いい生鳴りを体感することは後々になって役立つものですので、そういう意味ではよかったのでしょうね。



The Revival

消えるロゴ。
フェルのペグは
ポストのてっぺんが丸くなっています。
トラスロッドの調整ネジは
オリジナルは『+』型。
割れていたので交換しました。
ネックプレート。
特に珍しくも何ともないです。
ブリッジ部。
「REVIVAL」の刻印。